2011/10/27

夜な夜なクラブに通う秋はいかが。

青年のための読書クラブ』(桜庭一樹)を読んだ。第一章で大阪の乙女の一代記かと思いきや、学園の誕生、動乱、終焉までを一人の女性の半生の如くまとめあげた構成に感服。登場人物は作者の分身と言われるが、「読書」という魂を分けたクラブ員が、各々の時代で娘として躍動している様に感じる作品。Tue Oct 25 10:42:12 via web

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